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「レンタルのブーツが痛くて、自分のブーツがほしくなった」「初心者でも履きやすい、楽なスキーブーツはどれ?」「リアエントリーって実際どうなの?」と迷っていませんか。
スキーブーツは、板やウェア以上に滑りやすさと疲れにくさを左右する道具です。足に合ったブーツに替えただけで「スキーが急に楽になった」と感じる人も少なくありません。
この記事では、楽天市場で買えるスキーブーツの中から、初心者向けのやわらかいモデル、着脱が楽なリアエントリー、幅広でゆったり履けるモデル、上達したい人向けの初中級モデルまで、タイプ別に9足を比較します。人気メーカーの傾向、ネットで買うときの注意点、セット購入との違い、よくある質問もまとめました。
なお、足のサイズの測り方やフレックス(硬さ)、ブーツの構造をくわしく知りたい人は、スキーブーツの選び方の記事で基本から解説しています。この記事では、選ぶための要点だけを短くまとめ、商品選びに集中します。
結論:タイプ別に迷ったらこの3足
| こんな人に | おすすめ | ポイント |
|---|---|---|
| 初めてのマイブーツを、予算を抑えて買いたい | REXXAM REX A5 | フレックス55のやわらかめ・ラスト幅105mmのゆったり設計 |
| とにかく着脱を楽にしたい | GROWHILL 35ES(リアエントリー) | 後ろから足を入れる入門用リアエントリー。甲締め機能付き |
| 人気メーカーの初心者向けを選びたい | ROSSIGNOL EVO 70 HV+ | フレックス70・ラスト幅104mm。Easy Entryをうたうモデル |
「楽に履けて、足が痛くなりにくい」ことを最優先にするなら、この3足から選べば大きく外すことはありません。滑走日数が増えて「もっと思いどおりに曲がりたい」と感じてきたら、後半で紹介する初中級モデルも候補に入れてみてください。
スキーブーツを選ぶ前に押さえたい3つの要点
くわしい解説はスキーブーツの選び方にゆずり、ここでは商品を比べるときに見る数字だけを確認しておきます。
1. フレックス(硬さ):初心者は60〜70前後のやわらかめ
フレックスはブーツの前への曲がりにくさを表す数字で、大きいほど硬くなります。硬いブーツは力が板に伝わりやすい反面、足首が曲げにくく、初心者には疲れやすく感じがちです。初心者はやわらかめ、上達してきたら少し硬めと覚えておけばOKです。なお、フレックスの数字はメーカーごとに基準が異なるため、ほかのメーカーと比べるときは目安として考えましょう。
2. ラスト(幅):数字が大きいほどゆったり
ラストはブーツの前足部の幅(mm)です。おおむね100mm前後が標準、102〜105mm前後はゆったりめで、幅広・甲高の人やレンタルブーツで小指が痛くなった人に向いています。商品名に「HV」「WIDE」と付くモデルは、ゆったりめの設計であることが多いです。
3. 構造:フロントバックルかリアエントリーか
一般的なスキーブーツは、前側のバックルで締めるフロントバックルタイプです。一方、リアエントリーは後ろ側が開いて足を入れる構造で、着脱がとても楽なのが特徴です。最近はフロントバックルでも「着脱しやすい」設計のモデルが増えているので、両方を比べてみましょう。
スキーブーツおすすめ9選の比較表
ここからは、楽天市場で販売されているスキーブーツの中から、タイプ別におすすめの9足を紹介します。まずは一覧で比べてみましょう。
| 商品 | タイプ | フレックス | ラスト幅 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| REXXAM REX A5 | フロントバックル | 55 | 105mm | 初心者・予算重視 |
| GROWHILL 35ES | リアエントリー | 65 | 記載なし | 着脱を楽にしたい初心者 |
| ROSSIGNOL EVO 70 HV+ | フロントバックル | 70 | 104mm | メーカー品の入門用がほしい人 |
| HEAD EDGE 65 W HV | フロントバックル(レディース) | 65 | 102mm | 女性の初心者 |
| SALOMON SELECT WIDE CRUISE 70 | フロントバックル(メンズ) | 70 | 104mm | 幅広の足の人 |
| NORDICA XRUISER | フロントバックル | 70 | 104mm | 履きやすさ重視の初級〜中級者 |
| GEN BUMPS 7 | フロントバックル | 70 | 100mm | 日本人の足型に合わせたい人 |
| ROSSIGNOL SUPER VIRAGE 95 HV+ | フロントバックル | 95 | 104mm | レベルアップしたい初中級者 |
| NORDICA HF 90 R GW | リアエントリー(ハンズフリー) | 90 | 102mm | 楽さも滑りも欲しい中級者 |
※フレックス・ラスト幅は各販売ページの記載によります(2026年10月時点)。価格帯は、入門向けの1万円台から、メーカーの上位入門モデルやリアエントリーの5〜6万円台まで幅があります(2026年10月時点)。
【初心者・予算重視】REXXAM REX A5
- フレックス55と、今回紹介する中でいちばんやわらかめ
- ラスト幅105mmのゆったり設計で、幅広の足でも窮屈になりにくい
- サイズは23.0〜30.0cmまで1cm刻み。販売ページにサイズごとのソール長も記載されている
やわらかさと幅のゆとりを重視したい初心者が、最初の1足として選びやすいモデルです。ソール長が載っているので、手持ちのビンディングの調整範囲を確認するときにも役立ちます。
こんな人に:レンタルブーツで足が痛くなった経験があり、まずは手ごろな価格で自分のブーツを持ちたい人。
【着脱が楽なリアエントリー】GROWHILL 35ES
- スキー入門用のリアエントリーブーツで、脱着が簡単
- 長時間でも疲れが少ないことをうたうエントリーモデル
- 甲締め機能付きで、足の甲まわりのフィット感を調整できる
- フレックス65、サイズは23.0〜29.0cm
「ブーツを履くだけで疲れてしまう」「バックルを何個も締めるのが面倒」という人には、後ろから足を入れるリアエントリーがぴったりです。休憩のたびにブーツをゆるめたり履き直したりするのも楽になります。
こんな人に:年に数回、のんびり滑るのが中心で、とにかく履きやすさを優先したい人。家族スキーで子どもの世話もしながら滑る大人にも向いています。
【人気メーカーの入門用】ROSSIGNOL EVO 70 HV+
- フレックス70・ラスト幅104mmで、やわらかめ&ゆったりめ
- Relaxed Fit・Reduced Weight・Easy Entryといったテクノロジーを採用
- インナーの成型に対応(アウターシェルの成型は非対応)
- サイズは24.5〜30.5cm、メンズ・レディース兼用
ロシニョールの入門向けブーツです。インナーを足の形に合わせて成型できるため、購入後に「ここが当たる」と感じたときに、ショップで調整を相談しやすいのもポイントです。
こんな人に:板もロシニョールでそろえたい人や、有名メーカーのブーツを手ごろな価格帯で選びたい人。
【女性の初心者に】HEAD EDGE 65 W HV
- HEADのレディースブーツの中でもフィット感に優れたモデルとして紹介されている
- EZテックシェルデザインで、4バックルブーツの中でも着脱がしやすいことをうたう
- Hi-Topロワーシェルで、力を板に伝えやすく疲労軽減にもつながる設計
- フレックス65・ラスト幅102mm。GripWalkはオプション対応
女性向けにやわらかめのフレックスで作られたモデルです。フロントバックルの安心感がありながら、着脱のしやすさにも配慮されているので、「リアエントリーより一般的な形のほうがいい」という女性の初心者に向いています。
こんな人に:女性で、フィット感と履きやすさの両方を大事にしたい人。
【幅広の足に】SALOMON SELECT WIDE CRUISE 70
- 幅広の足にもフィットする104mmラストを採用したワイドブーツ
- 専用デザインのライナーで足を暖かく保つ
- シェルの形状で、安定して力を伝えられる設計
- 23-24モデルのメンズ。型落ちのため、サイズの在庫は販売ページで確認を
サロモンの幅広モデルです。型落ちの商品は、最新モデルより手に取りやすい価格になっていることがあります。型落ちを上手に選ぶコツはスキー用品のアウトレット・型落ちの選び方でも紹介しています。
こんな人に:足の幅が広く、一般的なブーツだと小指側が当たりやすい男性。
【履きやすさ重視の初級〜中級】NORDICA XRUISER
- 軽さと履きやすさを重視したモデルで、フレックス70・ラスト幅104mm
- フロントバックル仕様で着脱しやすい
- コンフォートフィットのインナーに、甲まわりを調整するInstep Volume Control(IVC)を採用
- サイズは22.5〜31.5まで幅広く、片足の重さは26.5で約1,710g(販売ページ記載)
販売店の説明によると、このショップだけで扱っているカタログ外モデルです。サイズごとの重さやソール長、普段の靴のサイズとの対応表まで販売ページに載っているので、ネットで買うときもサイズを選びやすいモデルです。
こんな人に:初級者から中級者で、ゲレンデをのんびりクルージングするのが好きな人。
【日本人の足型に】GEN BUMPS 7
- 日本人の足型に合わせた、快適な履き心地とフィット感がうたわれている
- フレックス70・ラスト幅100mm(26.5cm)
- インナーはAUTO-FITとINTUITIONから選べる
- フリーライド・オールラウンド向けのスタンダードモデル
商品説明では「日本人の足型に合わせた快適な履き心地とフィット感」をうたっています。ラスト幅は100mmとやや細めなので、幅広の足よりも、標準〜細めの足の人が試し履きしてみたいモデルです。
こんな人に:整地もコブもいろいろ滑ってみたい人や、日本人の足に合わせたブーツを選びたい人。
【レベルアップしたい初中級者】ROSSIGNOL SUPER VIRAGE 95 HV+
- フレックス95で、今回紹介する中では硬め。レベルアップをサポートする設計
- ラスト幅104mmの快適な履き心地
- フルカスタムライナーで、ストレスのない履き心地をうたう
- サイズは24.5〜29.5cm、重さは1,680g(販売ページ記載)
販売ページでは「初中級者向け」と紹介されています。ゆったりした幅はそのままに、ブーツにしっかり感がほしくなってきた人の2足目にも向いています。
こんな人に:ボーゲンを卒業して、パラレルターンやカービングに挑戦したい人。
【楽さと滑りを両立したい】NORDICA HF 90 R GW
- Hands Free Step In & Outで、手を使わずに履いたり脱いだりできるリアエントリー
- フレックス90・ラスト幅102mmで、リアエントリーでもしっかりめ
- 歩きやすいGripWalkソールを採用
- Instep Volume ControlやHF 3D Hygienical Comfort Fitのインナーを採用。サイズ24.0〜31.0
リアエントリーは「楽だけど初心者向け」というイメージがありますが、このモデルはフレックス90と硬めの設定です。着脱の楽さをそのままに、中級者がしっかり滑ることも考えた1足です。価格帯は高めですが、長く使う前提で選ぶ人に向いています。
こんな人に:着脱の手間を減らしたい中級者や、ブーツを履くときの足腰の負担を減らしたい人。
タイプ別のおすすめ|自分に合うのはどれ?
初心者には「やわらかめ+ゆったり」
初めてのマイブーツなら、フレックス55〜70・ラスト幅102mm以上のモデルが選びやすいです。今回の中では、REXXAM REX A5、ROSSIGNOL EVO 70 HV+、HEAD EDGE 65 W HV(女性)が当てはまります。初心者向けの板とあわせて検討するなら、初心者向けスキー板おすすめも参考にしてください。
楽なブーツなら「リアエントリー」か「着脱しやすいフロントバックル」
着脱の楽さを最優先するならリアエントリーのGROWHILL 35ESやNORDICA HF 90 R GWです。「見た目や操作感は一般的なブーツがいい」なら、Easy Entryをうたうロシニョール EVO 70 HV+や、着脱しやすいEZテックシェルのHEAD EDGE 65 W HVを選ぶとよいでしょう。
中級者には「フレックス90前後」
ターンの切り替えで、ブーツがぐにゃっと負けてしまうように感じたら、硬めのブーツに替えるタイミングです。ROSSIGNOL SUPER VIRAGE 95 HV+やNORDICA HF 90 R GWが候補になります。ただし、硬すぎるブーツは足首を曲げにくくなるので、いきなり大きく硬くしすぎないことが大切です。
人気メーカーの傾向
今回紹介したモデルの販売ページから読み取れる範囲で、メーカーごとの傾向をまとめます(シリーズ全体の特徴ではなく、紹介モデルの記載にもとづきます)。
- ROSSIGNOL(ロシニョール):今回の2足はどちらもラスト幅104mmの「HV+」。やわらかめのEVOから、フレックス95のVIRAGEまで、ゆったり幅のまま硬さを選べます。
- NORDICA(ノルディカ):手を使わずに履けるハンズフリーのリアエントリー(HF)や、甲まわりを調整するInstep Volume Controlなど、履きやすさに関わる機能が目立ちます。
- HEAD(ヘッド):EZテックシェルで着脱のしやすさに配慮。紹介したのは女性向けのやわらかめモデルです。
- SALOMON(サロモン):WIDEの名前どおり、104mmラストの幅広モデルを用意しています。
- REXXAM(レクザム):紹介モデルはフレックス55・ラスト幅105mmと、やわらかさと幅のゆとりを重視した設計です。
- GEN(ゲン):日本人の足型に合わせた履き心地をうたうモデルを展開しています。
- GROWHILL(グローヒル):入門向けのリアエントリーを、手ごろな価格帯で展開しています。
ネットでスキーブーツを買うときの注意点
サイズは「足の実寸」で選ぶ
スキーブーツのサイズは、普段の靴のサイズではなく足の実寸(かかとからつま先までの長さ)で選ぶのが基本です。同じ数字でもメーカーやモデルで履き心地は変わるため、販売ページのサイズ表や対応表を必ず確認しましょう。測り方はスキーブーツの選び方で手順を紹介しています。
試し履きするときは、スキー用の靴下を履いた状態で確認するのがポイントです。厚手すぎる靴下は、かえって足が痛くなる原因にもなります。靴下の選び方はスキー・スノボ用靴下の選び方を参考にしてください。
返品・交換の条件を先に確認する
スキーブーツは、届いて履いてみたら合わなかった、ということが起きやすい道具です。購入前に、サイズ交換に対応しているか、送料はどちらが負担するか、何日以内なら受け付けているかを販売ページで確認しておきましょう。多くのお店では、屋外で使った商品やタグを外した商品は返品できません。届いたら、まずは室内で履いて確認するのが安心です。
ビンディングとの相性を確認する
ブーツのソール長は、ビンディングの調整に使います。特にGripWalkソールのブーツは、対応するビンディングかどうかを確認しておきましょう。手持ちの板を使う場合は、ショップで調整してもらうと安心です。
購入時期の目安
新しいモデルがそろうのはシーズン前の秋ごろです。サイズの選択肢が多いうちに選びたいなら秋〜初冬、価格を重視するなら型落ちが出るシーズン後半やオフシーズンが狙い目です。ただし、型落ちは人気サイズから売り切れやすい点に注意しましょう。
ブーツ単品とセット購入、どちらがいい?
スキー用品は、板・ビンディング・ブーツ・ストックがそろったセットでも買えます。セットは一度にそろって価格も抑えやすい一方、ブーツの選択肢がセット内のものに限られます。
| 買い方 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ブーツ単品 | 足に合うモデルを自由に選べる。板はレンタルと組み合わせられる | 板やビンディングを別にそろえる手間がかかる |
| セット購入 | 一度にそろい、合計の費用を抑えやすい | ブーツのフィット感やサイズの選択肢が限られる |
足が痛くなりやすい人は、まずブーツだけを買い、板はレンタルを使うという方法もおすすめです。ブーツさえ自分のものになれば、レンタル板でも滑りやすさはかなり変わります。板の長さの決め方はスキー板の長さの選び方、板の種類についてはスキー板の選び方で解説しています。子ども用をそろえるならキッズ向けスキーセットもあわせてどうぞ。
スキーブーツを長持ちさせる手入れ
- 滑ったあとはインナーを乾かす:インナーを取り出せるモデルは取り出して、風通しのよい場所で乾かします。
- バックルは軽く留めて保管:開いたままにするとシェルの形がくずれやすくなります。
- 高温の場所に置かない:車の中やストーブの近くは、シェルの変形の原因になります。
- ソールの減りをチェック:ソールがすり減ると、ビンディングにしっかり固定されにくくなります。
スキーブーツに関するよくある質問
初心者でもマイブーツを買ったほうがいい?
年に2回以上滑るなら、ブーツだけでも買う価値は十分にあります。レンタルブーツは多くの人が使うため、サイズやフィット感がぴったり合うとは限りません。足が痛いと、滑る練習どころではなくなってしまいます。初心者が最初にそろえるもの全体はスキー初心者ガイドでまとめています。
リアエントリーは上達の妨げになる?
初心者がのんびり滑る分には、リアエントリーで困ることはほとんどありません。中級以上でしっかり滑りたいなら、NORDICA HF 90 R GWのようにフレックスが硬めのリアエントリーを選ぶか、フロントバックルのモデルを選ぶとよいでしょう。
レディースとメンズのブーツは何が違う?
レディースモデルは、女性の足や体格に合わせて作られていることが多いです。ただし、今回紹介したモデルにもメンズ・レディース兼用のものがあるので、性別よりもサイズとフィット感を優先して選びましょう。
ブーツが痛いときはどうすればいい?
まずはバックルの締め方や靴下を見直してみましょう。それでも当たる場所があるなら、インナーやシェルの成型に対応したモデルであれば、ショップで調整を相談できます。購入前に、成型に対応しているかを販売ページで確認しておくと安心です。
何年くらい使える?
使う頻度や保管状態によって変わります。ソールのすり減りやシェルのひび割れ、バックルの破損が見られたら、安全のために買い替えを検討しましょう。
まとめ:まずは「楽に履けて痛くない」1足から
スキーブーツ選びで大切なのは、やわらかめのフレックス、足の幅に合ったラスト、そして自分にとって着脱が楽な構造です。
初心者なら、REXXAM REX A5やROSSIGNOL EVO 70 HV+のようなやわらかめでゆったりしたモデル、楽さを優先するならGROWHILL 35ESのようなリアエントリーから選ぶのがおすすめです。上達してきたら、フレックス90前後のモデルにステップアップしましょう。
サイズの測り方やフレックスの考え方をもっとくわしく知りたい人は、スキーブーツの選び方もあわせてチェックしてみてください。

